カテゴリー「プロジェクトM」の8件の記事

傾聴すること

相手の言葉に耳を傾けて、熱心に聴く。
「先入観を捨てて、そのままを受け止める」というのは言葉にすると簡単だけど、本当に自分のものにしないと実践するのは難しい。
ついつい、ちょっと聞いただけで、解った積りになってしまうし、相手が言い終わるのを待たずに話し始めてしまう。

初対面の人や、久しぶりに会う人、自分より年配の人であれば、こちらも不躾なことはすまい!と思うので、まだマシだ。
頻繁に会う相手や、心を許した友人であるほど、途中で遮ったり、割り込んだりしやすい。
「傾聴」とはほど遠く、「軽聴」になってしまう。

昨年入社の女性社員Mとは、当然、毎日、会社で会っている。
もちろん、これまた当たり前だが、彼女がどんな発言をし、どんな行動を取り、どんな結果を導いたかを知っている。

そして、それが僕の「傾聴」を「軽聴」にしてしまう罠でもある。

彼女が四角い机を丸く拭いているのを見れば、朝のミーティングでもそれを咎める場にしてしまう。
事前の準備不足で充分な成果が上がっていなければ、それを指摘する場にしてしまう。
*あらかじめ*その用意をしてしまっているのだ。

事実に基づいて話をすることは大事だと思うし、想像や憶測で話さないように心掛けてきた積りだ。
それでも、事実にのみ焦点を当てても解決できないことはある。
頭痛がするからといって薬を飲んでも、肩こりや歯の噛み合わせに原因があるなら、その根本に目を向けなければ改善できないのと同じだ。

彼女がそれを問題なり課題だと思っていれば、事実に即して話せば解るところは大きい。
でも、それが掴めていないと、枝葉の事実だけでは不十分になる。幹にあるものに注目して認識しないと彼女の腑に落ちない。

「どうして○○○な行動を取ったの?」
「何故、×××と考えたの?」

Mに会うまで、Mに出会ったことは無い。
Mに会うまで、彼女と似たような行動をとる人に出会っていたとしてもだ。

行動パターンが類似していても、Mは世界でたった一人のMだと見ること。
類型に当てはめて、M自身を見失ってはいけない。

経験を積むほど、勉強するほど、奢ったり、上から目線になりがちだ。
稲穂は実るほど必然的に頭を垂れるかも知れないが、人は意識して謙虚にならないといけないのだと思う。

未だまだ自分が至らないということ。
目の前の人が、他の誰でもない独特な存在であること。
そして、本気で真正面から向かい合う覚悟を持つこと。

もう一度、ギアを入れ直して、やってみます。

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トラブルが変える

困難が人を成長させる、とよく言われる。
やり慣れていること、以前にも経験したことが繰り返されるなら、いつもの自分で「こなす」事ができる。

どうしよう? どうしたら良いんだろう? 何が出来るだろう?・・・と、自分にとって未知の出来事や、従来のやり方では乗り越えられないことに直面すると、既に出来上がっている自分の枠組みから抜け出て、新しいチャレンジをする必要に迫られる。

今週、昨年入社の女性社員Mにそんな局面が訪れた。お客さんから少々無理な要求を突き付けられたのだ。

彼女の中では、
お客さんが望むことだし・・・断ったら機嫌を損ねそうだし・・・取引も少なくないお客さんだし・・・取引に影響が出たら嫌だし・・・きっと怒り出すし・・・怒られるのはキツイし・・・
と、あれこれと考えてしまったらしい。

商取引はこちらもあちらも対等にある。フィフティ・フィフティだ。互いに尊重し、信頼できる関係が築けてこそ、長く良いお付き合いもできるのだ。

しかし、勘違いしている人も多い。
自分は客だからと、横柄になったり、無理を言っても構わないと思っている人もいる。
そして、商品を提供する側にも勘違いしている人が多い。
「お金を頂くのだから」、「お客様は神様だから」と、提供している何らかのサービスの価値をおとしめて、何にでも応えようと考えてしまう。

難しいことや、ちょっと特別なことでも対応すべき要望は、確かにある。
でも、断らなければならない要求もある。他のお客さんのためにも跳ね除けなきゃいけない無茶な要求もあるのだ。

消費者として何かを購入する時に店やメーカーを選ぶように、サービスを提供する側に回った時もお客さんを選べる、選ぶべき、なのを忘れてしまう。
世の中、『お互いさま』で成り立っているのだ。

と、言うようなことは彼女も何となく分かっている。頭の中では「何か変だぞ?」と思っている。ただ、それが上手く言葉にして伝えられない。人に優しいタイプだから、求められたことを断るのもツライ。自分は「これは道理だ」と納得したが、同じレベルでは納得してくれない人がいることへの驚きもある。そして・・・やっぱり「もう取引しない!」なんて怒られるのも嫌だし困る。

「怒られても、それで取引がなくなっても良いよ。
ちゃんと話をして、言うべき事を言って、それでも理解してくれないなら仕方がない。
まぁ、怒られたら気分は良くないし、嫌だと思うけど。でもそれで会社にクレームが入ったり何かあったとしてもフォローするし、誰も君を責めないよ。」

そんな話をしたら、「断られてもいい。と思ったら少し気が楽になって、話をする勇気が出てきた」と言って、そのお客さんに電話をした。

失敗してはいけない。
上手くやらなきゃダメ。
怒らせてはいけない。
現状を守らなければならない。

こんな風に考えると、人はどんどん萎縮していく。観念的になるし、発想も行動も益々小さくなっていく。

失敗しても良い。上手くいかないかも知れない。怒られるかも知れない。
でも、やれることを精一杯やってみる。

そんな、少しでも結果に囚われない気持ちでいられれば、人は伸びやかに動ける。

これからの彼女がまた楽しみです。

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『場』をつくる

昨年入社の女性社員Mと朝のミーティングを取り始めて約3ヶ月になる。

2ヶ月を過ぎた頃、自分の中で「このままやってても無駄かも知れない」という思いがあった。どうもしっくり来ないのだ。話していることが上滑りしていく感覚があった。
正直なところ、無駄なら止めにしようかとも思った。無駄なことに互いの時間を使うことは、正に無駄だ。

無駄だけならまだしも、マイナスが大きい。
「時間と労力を無駄に過ごしても良い」とMに教えているようなものだ。
「形式だけ整えとけば、イイんだよ」って言ってるようなものだ。

そこで、7月の初めからやり方を変えることにした。
今まで日報の報告と、そのフィードバックはMの直属の上司が行なっていたが、それを朝のMと僕のミーティングでやることにした。

Mの直属の女性上司は結構忙しい。(僕も暇してる訳ではないが・・・)
女性上司の机に日報を持って報告に来るMは、いつも立ったまま話をしていた。
一度、その女性上司に「ちゃんと座って話した方がよい」と伝えたことはあるが、ついつい忙しさの中で、彼女を立たせたまま済ませてしまうようだった。
それなら、僕がやろうと思った。幸い、Mの女性上司は僕より上の役職だから都合が良い。
(流石に二人とも僕の部下だったら飛び越える訳にはいかないからね。)

むかし、「営業マンは鞄を置いて、話なさい」と言われたことがある。
仮に立って話をする状況だったとしても、鞄を持ったままの営業マンは「話をサッと切り上げて帰ろう」としているように思われるからだ。話を聞いてる方も落ち着かないのだ。そして、鞄を持ったまま話す営業マン自身も「逃げ腰」になってしまう。

これは、上司と部下の報告でも同じだと思う。
立ったままだと間に合わせの会話になりやすい。落ち着いて、ゆっくり話す『場』ではないのだ。ちょっと込み入った話があっても、相談できる場所にならないのだ。
特に上司が座っていて、部下が立っているなんて「立たされ坊主」みたいなもので、「叱られてる図」そのままだ。

軽い報告程度なら、それも良いと思う。
「あいつなら任せておけば大丈夫」という相手なら、その方が良いこともある。

しかし、未だ経験も浅く、成果に結びつかない段階の相手には適さない。
まして、本人が真面目にやってるのに、思う結果が出せない時は尚更だ。
そんな時は、ささいな勘違いで「間違った」言動をしている事が多いのだ。そして、それを一緒に探すためには、ちゃんと場所を作って、話を聞く必要があると思う。

今は、朝ミーティングのやり方を変えてから、少しずつ良くなってきている感覚がある。
前日の動きをひとつひとつ報告してもらいながら話すので、より実際レベルの具体的な話が出来るようになったことも大きい。

先週は直接、仕事に関係することではないが、課題を与えてみた。「1週間の内に朝礼で2回、挙手・発言すること」

ただ朝礼に参加するより、少しでも積極的に臨めるものがあったほうが良い。
何か話すと思うと、普段見過ごしたりしてることに目が留まる。
経験を言葉に置き換える必要が発生するし、経験の整理ができる。
実際に話してみると、思ったことが伝わったり、伝え損ねたりの体験が出来る。

直ぐに仕事の成果には結びつかないだろうが、きっと次に繋がると思った。

そして、彼女はちゃんと2回、朝礼で発言した。
それは、僕にとっては、彼女を誉めてやれる事がひとつ増えたって意味だ。

事実に即して、修正したり、ダメ出ししたり、誉めることで、次へと向かう『場』にしていこうと思うんだ。

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○○があれば年の差なんて・・・?!

昨年入社の女性社員Mと朝礼後のミニミーティングを始めて丁度2ヶ月たった。
良い時間が持てることもあれば、なーんか今いちスッキリしない時もある。これまで僕なりに色々な角度から試した積りだけど、ふと落ち着いて省みると、未だまだ工夫が足りないなって思う。

もっともっとマシな時間にするぞー!!

このMが生まれた年、僕は学校を卒業して社会人になりました。
そして、その時生まれた「命」が現在、立派に成人していると考えると「自分はその間、どれだけの成長ができたんだろう?」なんて思っちゃいます。

大人になると赤子のように、見るもの、聞くもの、体験するもの全てから吸収したり、学んだり、活用したりすることは出来ないのかも知れない。
それでも「本来はその位の学習能力が人間にはある」と思って、負けずに頑張りたいな!

ま、親子みたいな年齢差なんだけど。。。日本女子バレー選手と柳本監督みたいに行きたいね。

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思わぬ副産物

今の職場に同い年の男性社員がいる。

僕の仕事は営業職を兼ねながらPR、営業管理、新規事業、オリジナル化粧品総合担当など、ま、何でも屋なんだけど、彼は小さな会社の中で数少ない「営業マン」だ。
その彼が今日、昨年入社の女性社員Mと時間を取って話をした。わざわざ彼が彼女と場を作って話をするなんて初めての事だと思う。

女性社員Mも営業インストラクターとして営業に出掛ける仕事をしている。
そこで、営業マンとしての彼なりに、何かを伝えようとアクションを起こしたらしい。

僕が毎朝、彼女と時間を作って話しているのを見ていて、自分も何かした方が良いと考えたんだと思う。元々、同僚や後輩を指導しようとするタイプではないので、ちょっと驚いた。

僕としては、彼女が彼女らしく成長していくsign03サポートをするのを目的に始めたことだ。
と、同時に、以前も書いたように今の会社には『スキル以外の教育体制に弱さがある』と思っているので、彼女の成長を周りの人間が見て、感じて、動き出すなら、それは嬉しい変化だ。悪くない兆候だと思う。

周りのみんなの考え方や行動が変わるなら、それは会社が変わるということだ。
そして、それが良い形で根付けば、新たな会社の文化(=社風)になっていくだろう。

ただ、あの二人、どっちも話が脱線しやすくて、そのまま話題が元に戻って来ないんだよなぁ~。

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プロジェクトM02

昨年入社の女性社員Mのその後の経過。

今日で彼女と朝のミニミーティングを持つようになってちょうど一ヶ月になる。
ま、「ミーティング」なんてカッコつけたもんじゃなくて、「また、ちょっと話そ!」とミーティングルームに入るだけ。

本当はわざわざ場所を移して話すのも気が進まないんだけど、机周辺だと電話を取らなきゃならないケースが出てくるので、これは仕方ないと諦めてる。

GWをはさんだとは言え、一ヶ月続けてきたので、彼女は大きく変わってきた!!・・・なんてことは勿論、ないhappy01

それでも、言われる前に、自分から進んで当日の目標やテーマを決めるようになってきた。ぱちぱちぱち!!!
※時々、とんちんかんだけど。。。

彼女の場合、「目的意識を持とうね」と目的を持つことの意味を語るよりも、先ずは目的を設定させて、翌日、結果を聞く方が良いみたいだ。「体験する」ことから入った方が理解しやすいのだろう。

まだまだ、これから。

彼女自身も、今よりも仕事のキツさ、厳しさを知る時が来るかも知れない。

その時に、朝のミニミーティングの場が、心偽ることなく自分を吐露できるスペースにしておきたい。

『最近、全然、仕事する気になれないんです』 とか

『正直なところ、他の仕事をしたいなって思ってる・・・』 とか

そんな時に、「こんな話をしたら怒られるかな?」とか「申し訳ないな。」なんて妙な気遣いの必要がない場所にしておきたい。

いや、もちろん、彼女がいつも明るく、楽しそうに働いてくれるのが一番だよ~、ほんと。

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プロジェクトM01

昨年入社の女性社員Mのその後の経過。

正直、ちょっと思ってた以上に手強いsad

未だ始めて1週間程度だから多くを求める時ではない・・・とはいえ、もう少し何らかのリアクションをついつい欲しがってしまう自分。

成長したいsign03 と彼女は言うが、その成長が「どんなもの」なのか、彼女自身にも見えていないので、言葉だけが上滑りしている感じ。

それが少しでもハッキリしてくれば、現実の行動に落とし込めるんだけどなぁ。ちょっとずつでも前進できるんだけどなぁ。

あれこれ悩まず、考えすぎずにいられるのが、或る種、彼女の強さでもあるんだけど、もう少し自分自身のこと、見つめてみても良いと思うんだ。

それが見つかり始めれば、目的意識も出てくるだろうし。

目的意識の有る・無しは仕事の経過・成果にも出てくるし、何より彼女自身の成長に大きく作用すると思う。

僕も、根気強くやって行こう。

彼女にとって何らかのプラスになるという目的を忘れずに。

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プロジェクトM

今日からひとつ仕事を増やした。

仕事と言っても、責任ある趣味みたいな感じかな。去年、入社したM(今年21歳になる女性社員)を毎朝時間をとってサポートしていくことに決めたんだ。

彼女のことは、何かきっかけがあれば、すごーく伸びる人だと思っている。

僕の居る会社では正直なところ、仕事のスキル以外の教育体制に弱さがあるように思う。

スキルがあれば、ある程度のレベルの仕事をこなすことは出来る。
でも、どんな仕事でもそうだけど、人それぞれの想いを込めた仕事というのは更に高いレベルで取り組めて、成果を上げられ、喜びの多いものになると思う。
スキルだけで出来る仕事なんて高が知れている。
そのスキルを十分に活用するには土台がしっかりしていないと難しい。

彼女は根が明るく、くよくよせず、おおらかな人だ。

でも、土台になるものが明確でないので、業務によっては好き嫌いがでてしまう。
そして、好き嫌いはあっても、「仕事だからやる」と割り切ってやろうとする。。。いい奴でしょhappy01?。

土台となるのは、仕事をする動機、仕事観、人生観などの価値観だsign01というのが僕の考え。 その土台と、上に乗っかってくる業務やスキルが自分自身の中で結びつけられると、仕事は楽しくなる。

楽しくなると、取り組み方が変わる。

取り組み方が変わると、結果が変わる。ただの作業がなくなる。やりたいものが見えてくる。するべきかsign02、すべきでないのかsign02行動の指針が見えてくる。

「仕事だから」と割り切ってみても、それは心が重たかったり、気が進まなかったりするのが人間ってもんです。人間はプログラムで動けるものではないです。
生身の人間って、その文字のとおり、apple生ものfishです。痛んだり、腐ったりしちゃうんです、放っておくと。

どのように仕事に当たるかは個人の自由だと思う。食べていく為だけに仕事をするのも、その人の自由だし。

だから、『こう考えて、この行動を選ぶべきだよ』と伝える積りもない。

人から夢や目標、価値観をあてがわれたり、押し付けられても、心の底から行動に移すことは出来ないから。それは僕自身もそうだし。

でも、『自分で選び取って進んでいこう』とは伝えたい。

流されるように仕事したり、価値の見つけられないまま作業をするのは、自分を埋没させてしまう・・・、或る意味、自殺行為だと思う。

だから僕は彼女の価値観なり目標なりと、毎日の仕事を繋げるキッカケになることを決めた。
そして今日は、僕が彼女をサポートしていきたいということを伝え、それを彼女自身にも承認してもらった。

責任ある趣味と言ったのは、自分の仕事だとか、自分の仕事じゃないとか関係なく、僕自身がやらないではいられない・見過ごせない事でもあり、また、それが僕の大切な喜びでもあるから。

彼女を最良に導くことや、結び付けていくことに100%の自信がある訳じゃないけど、小さなことでも何かしらのプラスを渡すことが出来るように続けていく。

この会社で彼女と出会ったのも「縁」だし、その縁を選んだ彼女が「この会社に入って自分は良かった。幸せだ」と思ってもらうのは、先輩・上司の責任だよね。

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